クラスTシャツは名前のようにクラスのメンバーを対象に、オリジナルのTシャツを発注して制作するものです。メンバー全員の着用が前提ですから、誰もが納得できて無理なく着用できるクラスTシャツを発注する必要があります。具体的にはデザインとサイズで、デザインはクラスで意見をまとめてみなが納得できるものに決めるのが望ましいです。いくつかの案を提示して投票する形にすれば、多数決で決められるので不満が残りにくくおすすめです。
クラスTシャツのサイズについては、SやMにLと大雑把な区分がありますが、人によって最適なサイズは異なるので、全員にとって大きめを選ぶか1枚単位でサイズを指定するのが正解です。クラスTシャツと一口にいっても、メンズとレディースでは作りが違いますし、サイズは同じでも細部に差があるので、男女兼用のフリーサイズでない限りは採寸して発注することが大切です。生地は洗いやすくて乾きやすい化繊が主流ですが、綿100%もあれば混紡もあるので、確認して選んだり決めたいところです。綿素材を着慣れている人は化繊に違和感を覚えたり、刺激や肌トラブルが生じることがあるので注意です。
肌に触れる形で着用するものですから、無理に着るべきではありませんし、クラスTシャツの目的を考えるとメンバーの誰もが快適に着られるのがベストです。予算や発注の準備に使える時間は限られるので、誰にとっても完璧なTシャツにはならないかもしれませんが、それでも限りなく完璧に近づくように最後まで検討に検討を重ねるべきです。